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SSDなどディスクについて簡単に整理 // 魔法のキキv3

☆ SSDなどディスクについて簡単に整理   最終更新:2015.3/11

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今まではデータはHDDに保存が普通だったが、最近はSSDもかなりメジャーになってきている。OS上からは基本扱いは同じだが、物理的に違う種類であることはできるなら頭の片隅においておきたい。

・HDD (ハードディスク)
磁気の円盤にヘッドを当ててデータ読み書き。特徴は容量がめっちゃ大きい割りに安価であること、半面衝撃には弱いこと。シーケンシャルな読み書きはまぁまぁ早いがランダムな読み書きは遅め。

・SSD (ソリッドステートドライブ)
電気的に読み書きするディスク。前は容量が小さかったが、最近では100GB以上と十分になってきている。振動に強く、ランダムアクセスが早い。つまり、OSやソフトの起動が格段に早くなる効果が期待できる。故障の可能性はHDDよりも低いが、壊れる前兆がないことには注意。

・SSHD
HDDにキャッシュがついたもの。1台でSSDの速さとHDDの容量を両立できるが、SSDとHDDの2台体勢に対する優位性はない。

・USBメモリ
大まかに見ればSSDと同じではあるが、速度はSSDよりも格段に遅い(というかSSDが早いだけ)、その分安い。なぜか電気的に故障しやすい、そのため唯一のデータ置き場にはしないように。

・CD/DVD/Blu-ray
おなじみ光る円盤。一枚あたりが非常に安い。紫外線に弱いが保存期間は長いといわれた(かつて)。実際は5〜10年に一度バックアップを更新したほうがいいかも。

・RAMディスク
最強のパフォーマンス、ただし電源を落とすと内容が消える。ソフト的に、RAM上に超早いディスクを作成。バッチ処理や大規模なソフトを読む拠点にすると効果的。

・ネットワークディスク
最近は無料で使えるものが多い。津波災害など起こってもデータが残るし、どこからでも読み込めるなどの利点が。反面、ネットにつながっていないと使えない、パスワード無くすのダメゼッタイ。万一流出したときの被害があるので、機密情報や巨大すぎるデータには向かないでしょう。

当たり前だが、どのディスクも一長一短であり、適材適所でしょう。OSのインストール先はSSD、第一のデータの保存先はHDD、バックアップ先が別のHDD、あるいはネットワークディスク。USBメモリやCDはデータの受け渡しand緊急起動専用が個人的な推奨だ。
SSDもしくはRAMディスクに向いている作業内容は、ソフトの起動だろう。特にGIMPやLibreOfficeなど、構成するファイルが多くかつ重量級なソフトで効果的では?なお、Windows7以降はSSDを考慮している(Trimコマンド対応など)のでそのまま使っても問題はない。SSDの寿命を延ばすソフトもあるが、最近のSSD読み書き耐性を考えると実際には気にするほどではないだろう。ただし、デフラグはしないか、するとしてもSSD対応のソフトを使ってね。


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